こちらの疑問を解決させます。
本記事の内容
- strongタグを使うとペナルティを受けるのか
- strongタグの正しい使い方
- 解決策はspanタグを利用する
WordPressで記事を投稿する際に、文字を目立たせるためにstrongタグを使う方が多いと思います。
strongタグは文字を太くするタグのことを言いますね。
この普段何気なく使っているstrongタグが実はペナルティを引き起こす可能性があることをご存知ですか。
読者に対して目立たせるのはいいのですが、実はこのGoogleに対して重要性を伝えるということが鍵になります。
結論を先に言うと、strongタグを多用するとGoogleはどれが本当に重要なキーワードなのか理解することができないのです。
これがstrongタグを多用するとペナルティを受ける原因と言われています。
strongタグを使いすぎるとペナルティになるのは本当?
そもそもstrongタグの意味合いは以下の通りになります。
- 太文字にして読者に対して重要なキーワードをわかりやすくする
- Googleに対して重要なキーワードだと認識させる
この2つがstrongタグを使う意味になります。
しっかり記事を作成すると重要な部分が多くなるので、strongタグを多用してしまうことがあるのでは無いでしょうか。
そうすると、太文字が多めの記事になるので、読者からすると大事な箇所が目立つので読みやすくはなると思います。
ですが、Google側からすると、重要なキーワードや文章が多くありすぎるとどれが本当に重要なのか認識することができません。
結果的にstrongタグの多用は重要なキーワードを目立たせるためにやっているのでは?とGoogleが判断してしまう可能性があるので、SEO的に良く無いのです。
しかしペナルティを受けると言うわけではありません。
このペナルティはGoogleのペナルティ、つまり自分が書いた記事が検索結果に表示されなくなると言うわけではありません。
本当の意味のペナルティではなく、単純にSEO的によくないので実質ペナルティを受けているのと同じですよという意味になります。
strongタグを使いすぎるとどうなってしまうのか?
先ほども少しお伝えしましたが、strongタグを使いすぎるとGoogleからの評価が下がってしまうので検索結果で上位に表示されなくなる可能性が高くなるのです。
Google側からすると重要なところが明確になっている記事とstrongタグを多用してどれが重要なところなのかわからない記事だったら、重要なところが明確になっている記事の方が評価が高くなるのです。
strongタグを使ってもペナルティを受けないようにする方法
strongタグを使いすぎるとペナルティを受けることに関して何となく理解していただけたかと思います。
確かにSEO的に悪影響が出てしまうと言うことを聞くと、strongタグを使うのが怖くなってしまうかもしれません。
しかし正しく使うことでSEO的に良い方向に向かいます。
そこでstrongタグの使い方は以下の3つです。
- 狙っているキーワードに対して使う
- 見出しには使わない
- strongタグは1記事に5つまで
この3つのルールを守ることでstrongタグでペナルティ受けにくくなります。
狙っているキーワードに対して使う
記事を書く前にキーワード選定をすると思います。
そのキーワードに対してstrongタグを使うと、Googleに対して重要なキーワードだと伝えることができます。
見出しには使わない
たまに見出しにstrongタグを使っている方がいますが、これはペナルティに繋がってしまいます。
なぜなら見出しはすでに強調させているので、強調させているテキストにさらにstrongタグで強調してしまうとGoogleの評価が下がってしまいます。
strongタグは1記事に5つまで
これを聞くと「これだけ!?」と思うかもしれませんが、strongタグは1記事に5つまでにしましょう。
数的には少ないかもしれませんが、ペナルティのことを考えるとstrongタグは5つまでにしましょう。
strongタグで太文字にするのではなくspanタグを使う
重要なキーワードにはstrongタグを使うといいのですが、それ以外で太文字で強調したいテキストにはspanタグを利用することで解決させることができます。
spanタグの効果は以下の通りになります。
- 読者に太文字でアピールできる
- Googleに重要なキーワードだと伝える役割はない
spanタグの効果はこの通りなのですが、二つ目のGoogleに重要なキーワードだと伝え役割がないと言うのが結構大事なのです。
つまりただの太文字にするだけの効果がspanタグにはあるので、SEO的に何の作用もありません。
なので、重要なキーワード以外を太文字にしたいのであればspanタグを使いましょう。
spanタグでテキストを太文字にする3つの手順
先にspanタグでテキストを太文字にする手順をまとめると、
- AddQuicktagにspanタグを登録
- CSSにコードを登録
- テキストを太文字にする
この3つの手順を解説していきます。
AddQuicktagにspanタグを登録
まずはWordPressのプラグイン「AddQuicktag」をインストールしてください。
インストールしたら「設定」→「AddQuicktag」とクリックし管理画面に飛びましょう。
管理画面では以下の通りに入力してください。
- 名前 太文字
- 開始タグ <span class="huto">
- 終了タグ </span>
- チェック 一番右にチェックマーク
それぞれコピペして設定してください。
最後に「変更を保存」をクリックしてください。
CSSにコードを登録
以下の方法でコードを追加しましょう!
- 「外観」→「テーマの編集」→「style.css」
- 「外観」→「カスタマイズ」「追加CSS」
以下のコードを追加してください。
/*spanタグで太字にする*/
.huto{ font-weight: bold; }
テキストを太文字にする
記事の編集画面で『太字にしたいテキストを選ぶ』→『Quicktags』→『太字』でテキストを太文字にすることができます。
strongタグはペナルティの原因のまとめ
strongタグを使いすぎるとペナルティになってしまう原因についてまとめてみました。
ブログで太文字を使えないわけではないので安心してくださいね。
strongタグではなくspanタグを使えば解決することができます。
多用は厳禁ですが、狙っているキーワードならstrongタグを使っても問題はないので、strongタグとspanタグを使い分けましょう。